夏瀬佐知子の小説のつもり日記 短歌を詠んでいます。小説も少し書きます。夏瀬佐知子の日記です。
復習の日

昨日は「寺山修司の『月蝕書簡』を読む会』だった。
参加者、6名。
歌集をなかなか進んで読まないわたしには、実にありがたい会だった。
『月蝕書簡』に関する時評などを、ネットや新聞や短歌雑誌などから集めて、コピーしてくださった発起人のKさんには、いくらお礼を申し上げても足りない。

東北弁をとつとつと喋る人。アングラの人。覗きで警察に捕まった人。
母殺しなどのおどろおどろしい歌を詠む人。
というような認識しかなかったので、参加者の皆さんから聞く寺山修司の生い立ちや嘘ばかりつくインタビューや記念館の話(訪ねた方がいらした)が、とても面白かった。

「フィクションの中のわたし」短歌を50年もの昔に詠んでいた人だったのですねぇ。

きょうは通信短歌の打ち込みの日なのに、こんな時間まで復習の日にしてしまいました。

2008年04月29日(火) No.369 (日記)


赤いほうへ

・そう云えば成人前の写真には青いわたしが残っています

・頭から爪先までの青づくし憑かれたように青に恋した

・火のように燃える心臓わたくしの青い血管から流れる血

・赤い血を流してみせるまでもなくふれたらとける心となれよ

・赤いそら青い山なみ八階のベランダに続く夕暮れにいる

・青白い月の下には犬の影いっしょに歩く 青いふりして

・しりとりをしながら走る車中にも一緒に笑った時間はあった

・宙に浮く夢さえ見ないこの頃の楽しみとして水に浮くのだ

・体温の低いわたしと体温の高い犬たちひっつき眠る

・太陽は今日も赤く空は青くペダルをこいで赤いほうへ行く


*「未来」4月号に載った歌です。10首全部が載りました。


上から下まで水色ばかりを身につけていたのは、二十歳前後の頃だ。
今は、明るい赤色系を着ようと意識している。


2008年04月27日(日) No.368 (小説・短歌・詩)


今週はとても疲れた

火曜日。
中・高と一緒だった友だち2人と上野で待ち合わせ、こども図書館のカフェ・テリアで飲食&おしゃべり。その後、霊園、谷中銀座を歩いた。
わたしの方向音痴から霊園をちょっとぐるぐるしてしまった。ごめん。
でもそぞろ歩きには絶好のお天気だったね。

水曜日。
昼間、犬たちのシャンプーセット。
夜は、明治学院の短歌講座へ。
宿題は漢詩。わたしは真山民という人の「山中の月」という詩を選んだ。
真山民を仙人、兎をわたしに見立てて10首作った、つもりだったのだが、視点のぶれからだろう、「仙人じゃなくてもいいのでは」「兎はいらないのでは」と不評だった。
再考します。教訓、一夜漬けで発表するなかれ。

木曜日。
案内状と葉書を封筒に入れる作業のために出かけた。
案内状は印刷済みだったが、葉書はまだで、出かけた先で両面をコピー。
これが大変。片面をコピーすると熱で反ってしまい、もう片面をコピーしようとすると、ローラーがはさんでくれないのだ。往生した。
それでも作業は4時に終わった。
草大福を差し入れでいただいた。
その後、一服する人に、もらい煙草をしてしまった。
半年ぶりの喫煙。くらくら(大トリップ)。指先までじわじわとだるさが回って来た。
お陰さまで煙草を買う気は失せました。また半年後にもらい煙草をしてみようと思います。

金曜日。
朝日カルチャーへ。
全時間、前回提出した歌の講評だった。
皆さん初めての受講者ではないのか、先生が「それでは始めます」と言うと、事前に手渡されていた紙に書かれた順番で、歌を朗読していった。
38人。38首。ぴったり時間内で講評は終わった。
教訓、漫然と歌を詠むなかれ。働いていないのだから命を籠めよ。
父が退院した。酸素ボンベはまだ携帯しなくてもいいらしい。

土曜日。
工務店さんが請求書を持って来た。
換気扇、洗面所のふかふかする床を見てもらう。
危険なのでどちらも取り換えたほうが良い、と言われる。
BSの「短歌スペシャル」を見た。お題は「新しい」と「水」だった。
作れたので送ってしまった。
だめダメ駄目。ずっと反省し続けるしかないのかも。才能がないのだ。
それでも歌を詠みますか。
はい。
何故ですか。
……。好きだから。
本当ですか? それにしては人の歌(歌集)を読まないじゃないですか。
……。これからです(ため息)。

2008年04月26日(土) No.367 (日記)


藤棚の下を歩く

犬たちと散歩。ダイエットのチラシを手渡される。
うぅ必要に見えるのだな、とちょっとめげる。
藤棚の藤が咲き始めていた。
外食&読書。本当は短歌を作りたかったのだが、出来なかった。
文房具店。封筒・便せんを買う。
郵便局。はがき・80円切手を買う。
駐車場へ向かう間に、女性から天理教の勧誘を受ける。
うぅ薄幸そうに見えたのか、とちょっとへこむ。
ショッピング・センター。犬たちのトイレシートやゴキブリジェットなどを買う。昨夜、ふぅがゴキブリを食器棚の角の隅で捕まえたのだ。今年初めてのゴキ。初お目見え、早くないだろうか。
美容室。シャンプー&カット。本当はカラーリングもしたかったのだが、予約をしていなかったので「かなり待たなくてはならない」と言われ、またの日にした。
帰宅途中、後ろからクラクションを大きく鳴らされる。
うぅ考えごとをしていて超スロー運転をしていた。
いやなことがこれで3度。今日は気をつけなければ、とちょっと集中する。
犬たちと散歩。また藤棚の下を歩いてしまった。時折り甘い香りに包まれた。
白木蓮の下、桜の下、そして藤の下。かなり長い距離を楽しめる通りがあるのである。
さて。もう家の中なので何も起こるまい。
そう。短歌を詠まなくては。

2008年04月21日(月) No.366 (日記)


「春の批評会」

結社の「春の批評会」へ、犬たちの散歩のあと食事をして出かけた。
午後1時から(途中10分ほどの休憩と、岡井隆先生のお話が20分ほど入り)5時まで。
50数人の歌を1首ずつ、7人の選者のかたがたが批評する(実際に評をいただけるのは選者の中のお2人から)。
批評会3度目で、「おしい」というお言葉をちょうだいできたので、満足しながら帰宅してしまったのだが、帰りの電車の中で、いやいやそれで満足していてはいけないのだ、とハタと反省。
1首で評価されることに、もっともっと鋭敏にならなくては。
しかしEさんの司会はいつも時間ぴったり! 感心してしまう。お疲れさまでした。


2008年04月20日(日) No.365 (日記)


帰る自転車に雨は降らじ

結社誌の割り付けのお手伝いへ。
犬たちの散歩を終えてから行ったので(一昨日の夕方と昨日の朝晩と雨で行けなかったので)、発行所に着いたのは午後1時だった。
すでに4人いらした。

午後4時半過ぎ、ミク友の gecko さんの「BEAR! BEAR! BEAR!」展を見に新宿伊勢丹へ向かうべく失礼した。
が、電車が新宿駅に着く間際に、Eさんに見てもらいたかったものがあったことを思い出し、新宿駅で電車を乗り換えUターン。
まったく、すぐに忘れてしまう。寸前まで覚えていても、ちょっと何かに気をとられると、すぐに忘れてしまう。
取って返した発行所にEさんはまだいらして、無事にものを見てもらえた。
これで安心だ。

さて、「BEAR! BEAR! BEAR!」展。
29日までということにこちらは安心し過ぎていたー。
売却済みとはいえ、まだ飾ってあるものとばかり思い込んでいたー。
ああ、ナマで見たかったー。
ちっちゃい青長靴を履いた栗鼠を見ることが出来ただけでも、ありがたいことということだ。うぅ。

2008年04月19日(土) No.364 (日記)


雨(肌寒い)

火曜日からのぐだらぐだらが抜けない。
昼間、午後1時からの映画を見てしまうからだ。
昨日は『突破口』(ウオルター・マッソー主演。70年代のスローなカットながらとても良く出来た脚本)、今日は『マックQ』(ジョン・ウエイン主演)。
子供の頃あまり好きではなかった俳優さんが、大人になってから(30代後半から)、あまり嫌いではなくなっている。むしろ魅力を感じたりしている。
例えば市川雷蔵や今日のジョン・ウエイン。
子供の頃から好きだった俳優さんはそのまま好きでいるから、許容範囲が広がったということだろうか。
子供の頃には食べられなかったチーズも、大人になると大好きになったように。
嗜好は変わる。何でも変われ。ぐだらぐだら。
これから父のお見舞いに。

2008年04月18日(金) No.363 (日記)


暑い寒い暑い日

まーぶる(ミニチュアダックス)のてんかんの薬(抗けいれん剤)を12時間ごとに与えなければならなくなってから(去年の11月からだ)、生活がとても規則正しくなった。
夜更かしをして、その流れで10時間とか12時間も眠り続けてしまった〜ということがなくなったからだ。いや、出来ないからだ。

土曜日は「万葉集を読む会」。3度目。巻2に入り「相聞」である。
どうしても1首ずつにかまけてしまって、大づかみ出来ない。これは性分なのだろう。早く全体を俯瞰でつかまえたいものだ。しかし7世紀に、すでに日本の文化のすべてがあるなんて。驚かされてばかりいる。むしろ今より関係などは大らかだし。何でもありなのだ。

日曜日は父の見舞い。まだ苦しそうだった。
その後、母と食料品・日用品の買い出しへ。
夜は、母の誕生日をわたしの手料理で祝った。

月曜日は犬たちのフィラリアの検査へ。両犬とも大丈夫だった。
ふぅ(ビーグル)だけ狂犬病の注射も受けた。まーぶるはてんかんなので受けないほうが良いとのこと。

火曜日と水曜日は掃除・大物の洗濯。
昼間にBSの『ダイアルMを廻せ』『恐怖岬』を見たりして、久しぶりにぐだらぐだらした。
グレース・ケリーってあんな声だったかしら。ロバート・ミッチャムの顔ってあんなに怖かったかしら。
なんでも忘れてしまうから、何度でもまた楽しめる。
高校生のときに読んだ『聖少女』(倉橋由美子)も今また読み返しているのだが、後半の「ぼく」部分は何にも覚えていなかったし。

2008年04月17日(木) No.362 (日記)


いつまで続くプータロー

現代短歌の講座へ。
5月から、世界1周の船旅で知り合ったお仲間と、月1で勉強会を始めるのだ。
わたしが主宰なのだ。月に1度の通信短歌でも、ほとんど選ばれない歌ばかりを詠むわたしがだ。
もっと基礎をちゃんと学ばなくては。皆さんの歌についてもっと的確なことを言えるようにならなくては。
と一念発起して朝日カルチャーに電話したら、ちょうどキャンセルが出たとのことで、今日からの講座にすべり込むことが出来た。
作歌歴8年目でやっとこんなところ。何て歩みののろいやからかな。
ただ歌を好きなように詠んできただけで、有名な歌も秀歌も何も知らないのだった。

2008年04月11日(金) No.361 (日記)


『月蝕書簡』(寺山修司)を読み終えた

月曜日、洗面所の天井が綺麗になった。

火曜日、熱を出した父を車で病院へ。母の風邪が移ってしまったらしい。
点滴とかしたので、思いのほか時間がかかった。

水曜日、歌会へ。10名参加。
作品の心情を解説するのではなく、歌の詩性・感性・韻律などのことを話せばいいのだと学ぶ。

そして今日、父がまた入院した。
肺気腫は風邪を引くと呼吸困難に陥りやすいのだ。
顔が土気色だったのでずいぶん心配した。が、酸素ボンベと点滴の効果が出て、入院の病室が決まった頃には赤みが戻った。
熱も下がったし肺炎ではなさそうなのだが、明日もう少し検査をするらしい。
入院のための荷物を運ぶために、家と病院を車で往復。
母に、あなたがプータローでいてくれて助かった、と礼を言われた。
母と回転寿司に寄って、帰宅した。
病院の待合室の長椅子のクッションが堅かったのか、腰が痛い。

2008年04月10日(木) No.360 (日記)


歌会終了後のお茶に初めて参加した

歌会へ。18名参加。
下敷きになるものを提示しないと、全く意図しない解釈を許すことになる。
それでもかまわない、どんな読まれかたをしてもいいのだ、と詞書を省いたのだけれど、やっぱり読者に不親切みたいだ。と思えた。

コメントを声に出して発表することにまだ慣れない。
突然「夏瀬さんはいかがですか?」と振られることに慣れないというか。
振られると、「はいっ」と背筋が伸びて、ドギマギして、普通ではないわたしになってしまうというか。
ちゃんと歌を講評できているのだろうか、わたし、と毎回思う。

2008年04月05日(土) No.359 (日記)


足が疲れる

乗馬クラブへ。3鞍目。実際には5鞍目。通常1鞍は45分レッスンなのである。前回も今回も90分集中コースを選んだのだ。

今日のお相手は、オルケスタくん。また年齢を聞くのを忘れてしまった。
口にカゴのようなものをあてがわれた、やんちゃくん。
鞍に乗ろうとすると、首を振って、そのカゴで左肩を叩かれてしまった。
でも馬場に入る頃には落ち着いて、トレーナーさんがすぐにカゴを取り外した。

なみあし。はやあし。方向転換の誘導。停止の合図の送り方。
を繰り返し学ぶ。

前回は8名のクラスだったが、本日は5名。
60代の男性、40代(?)の男性、50代(?)の女性、20代の女性2人、とわたし。

オルケスタくん(&わたし)が先頭を仰せつかることが多かった。
日差しが暑いくらいだった。
はやあしのときの鞍上での立ったり座ったりのタイミングがわからない。だからバランスが、しばしばくずれる。よって前回同様、両足に無駄な力が入って、疲れる疲れる。
トレーナーさんに言わせると、ある日ふっとわかって、自然に出来るようになるのだそうな。
そんなある日は、果たして、わたしに来るのだろうか。
と半信半疑になってしまうくらい、難しい。

2008年04月04日(金) No.358 (日記)


いつまで続くリフォーム

昨日で終わるはずのトイレ工事が、今日も、午後からだが、ある。
乗馬クラブに行くはずだったのに……。
昨日の午後3時に、やっとこれでわざわざ2階にあがらなくても用が足せる、と新しい便器に座ったら、何だか座り心地が変で、何故だろうとよくよく観察してみれば、曲がっていたのだ。
長方形の箱に対して新しい便器が、左を向いている!
ほんの少しではあるけれど、気持ちが悪い。落ち着けない。問題だ。

という訳で、出来るだけまっすぐに(落ち着けるほどに)直してもらうべく、今日も便器屋さんというか水道屋さんに来てもらうのだ。

洗面所の天井のクロスも張り替えてもらうかも。
たれさがったクロスを父がひっぺがしたままになっているのである。
玄関の天井(2階のトイレを直したときに水漏れした部分だけではなく全部を張り替えたので)と1階のトイレの天井が美しくなると、地続きの洗面所の天井が気になる気になる……。
同じように美しくしたいと思うのは人情ではないか。

あと一つだけ気になっているのは、台所の換気口だ。システムキッチンの一部なのだろうけれど、隙間があるのである。閉まらないのである。
これがまた気持ち悪い。
ちょっと写真に撮ってみよう。ね? 隙間、気持ち悪いでしょ?

2008年04月03日(木) No.357 (日記)


お父さんは偉い

昨日から大工さんが入っている。
今度は1階のトイレだ。
2階の時のような外への水漏れではなく、中へのちょろちょろ漏れと、用を足したあとに引くレバーが自動で戻ってくれないので(手動で戻さないと水が流れっぱなし)。
水道代がかさむはずである。都内では\3500前後だったのが、こちらに来てからは\5000弱。もったいないもったいない。
結局、2階と同じ新しい便器に取り換えることに(友だちが来る前に直したかったのだが、大工さんの都合で叶わなかった)。

しかし大工さんは朝が早い。
工務店さんは午前8時半頃と決まって言うのに、大工さんは決まって8時前後にやって来る。
犬たちのご飯で起きてはいるけれど、顔も洗っていないし珈琲も飲んでいないから、とてもお迎えの態勢ではなく……。

どうせ出掛けられないので、昨日から通信短歌の打ち込み。
そんな中、昨日の昼間、兄夫婦が来てくれた。
兄は、14日から仕事に復帰するのだそう。
夜、仕事あとに透析を続けながら。凄い凄い。3か月半で復帰とは。
お父さんは偉い。
わたしと兄嫁がシュークリームを食べたり夏蜜柑を食べたり緑茶を飲んだりしながら話している間、兄は犬たちと遊んでいた。
水分もカリウムも制限されているので、むやみに飲み食い出来ないのだ。
それを忘れてわたしは2度も兄にお茶を勧めてしまった。
ひどい妹だ。ごめん。

2008年04月02日(水) No.356 (日記)